「(…しくじった…)」

 シャワーから出て服を着ようとした時に一つの問題が浮上した。
 男と女の違いというか…ベストのボタンが止まらなかったのだ。ズボンもお尻の周りが少々キツイものの履けない事はなかったが…ベストの方はまったくと言っていいほどボタンの合わせが届かない。しかし生胸に薄手のタンクトップとシャツのみというのは危険すぎる…と家にあったガーゼと包帯で胸を潰すことにする。するとベストを着ることが出来た。
 これでいつも通りに出社できる…と順調そのもので出てきたはずだった。

 …だが…胸の圧迫がだんだん苦しくなってきたのだ。

「(…強く締めすぎたか…)」

 家を出た時点ではしっかりと押さえつけられている胸元に満足していた。だが呼吸を繰り返し、歩きではあるが軽く運動する状態になると締め上げた胸の贅肉が肺を圧迫して苦しい。深呼吸してみてもまったく酸素を取り入れていないように思えてならない。

「…虎徹殿」

 少し足元がおぼつかなくなり始めた時、名前を呼ばれた。ちらり…と振り向いてみると、そこに立っているのはイワンだ。

「お、はよー」

 いつも通りにへらっと笑って挨拶をしたつもりなのだが…彼の表情が険しくなってくる。くっきりと眉間に刻まれた皺に…おや?…と思うと急に近づいてきた。

「御免仕る。」
「ほぁ?」

 目の前まで来た後、ぺこり、と頭を下げるものだからそんな挨拶あったっけか?と首を傾げたが…そんな問題ではなかった。視界がぐらりと揺れるや否や…ひょぉい、とばかりに抱き上げられてしまう。目を白黒させている内に走り出してしまった。

「なっなんっ!?」
「…すぐ着きますから…」
「えぇ〜??!」

 抱え上げられたままに走られている姿は、かなり目立つ。すれ違う人々が興味津々に振り返るものだからかなり居心地が悪い。

「あ、あの…かなり目立ってるんデスガ?」
「顔を伏せていれば気になりません」
「…そ…っすね…」

 まったくもって下ろすつもりはないらしい。これはもう観念した方がいい…と判断し…大人しく帽子を深く被って顔を隠すことに専念した。下手に大騒ぎする方が目立つからだ。
 帽子の隙間から僅かに覗く視界に紫のスカジャンと地面…その地面を蹴る足が見える。今更ながら…この少年にこんな力があるとは知らなかったな…と関心してしまった。
 そうしている内に、上下の振動が大きくなったと思うと足元に階段が現れた。見覚えのある…と思っていると、どうやら会社に着いたらしい。

「…どうしたのかね?」
「ふぁ?」
「お邪魔しております」

 静かに閉まっていく自動ドアに気を取られていると聞き慣れた声がかかった。首を動かせば頭の中に浮かんだ姿通り…上司のロイズ氏がすぐ近くに立っている。エレベーター待ちをしていたらしい彼は、虎徹とイワンの姿に気づいて近づいてきたようだ。

「ふむ…君は…」
「折紙サイクロンと申します」
「ほう…それで…これは一体どういうことかね?」

 普段の格好で顔を合わせるのは初めてなのだろう…ロイズがイワンに首を傾げると、彼は簡潔な自己紹介をした。いつもはもっと穏やかなしゃべりなのだが…何を焦っているのか少々早口になっている。
 そんなことを気にしていると、ロイズの目がちらりと動いて射竦められてしまった。負傷しているならいざ知らず…全くもって健康体にしか見えない虎徹が抱えられているのはどこからどう見ても可笑しいだろう。それにあわせて…『虎徹』…だ。何か厄介ごとを引き起こしたのではないのか?…と暗に尋ねられていた。

「や、あの…運び込まれた理由は俺にも分からなくて…」
「虎徹殿の身体検査をお願いに参った」
「へ?」
「昨日受けてもらったところだが?」
「いいえ。明らかに可笑しいです!」

 珍しく強気な意見のイワンに虎徹は目を瞠ってしまう。ただそれは喋り方だけにとどまらず、『今の虎徹』が『明らかに可笑しい』ことに気づいていることもある。
 けれどやはり見た目だけでは分からないし…なにより一番特徴的な部分は自分で潰してかくしたのだ。虎徹自ら説明をしなくてはならないだろう。
 首を傾げるロイズに話しかけようとしたが、エレベーターが到着する方が僅かに早かった。

「乗りたまえ。救護チームの部屋で詳しい話を聞こう」
「はい」
「はい…って…イワン…そろそろ下ろして…」
「ダメです。」
「だ、だめって…」
「ふらついていたのを見ました」
「いや、でももう…」
「大人しく運ばれたまえ」
「……はい…」

 自分で歩ける…と言いたかったのだが、あっさりと断られてしまう。それでも、と粘ろうと思ったが、上司命令が降りる方が早かった。それに絶対離さない、と暗に語るイワンの腕の力も更に強くなるから早々に諦めて体を委ねる事にする。

 * * * * *

「それで…何が可笑しいと?」

 救護チームはまだ出社しておらず…血液検査の結果を受け取りに病院へ寄ってから来る…との事だった。
 抱えられたままに誰もいない部屋へと連れ込まれると、ようやくベッドの上に下ろしてもらえた。それと同時にロイズの鋭い質問が投げかけられる。

「…えーと…」

 説明しよう…とは思っていた。思ってはいたが…果してこんな状態を口だけで説明して信じてもらえるか…予想は『No』だ。
 これはもう…逆セクハラだろうが…羞恥云々がどうとか言われようが…出すものを出した方が早いだろう。
 一つ深呼吸をしてすぐ近くに立つイワンを見上げる。いたいけな少年の前で素っ裸…というのも、上司の前でもそこまでするのはさすがに…と考えて一先ずは窮屈な包帯を解く事にした。

「………」

 じっと見つめられる中、ベストを脱いで…シャツのボタンは外さずにズボンの中から裾を引き出す。そのまま中でもぞもぞと動かした後、立ち上がると床へガーゼと包帯が落ちていった。それを訝しげな表情で見ていたロイズだが、顔を上げた瞬間にその鉄仮面のような表情が大きく動いた。

「…こんな…感じっス…」

 上側のボタンを二つほど外して腹の辺りで腕を組む。すると自然と寄せられる胸が開いたシャツの隙間からくっきりと谷間を覗かせた。

「…本物…かね?」
「えぇ…残念ながら…ジョークコスチュームかと思いたかったですが…しっかり神経の通った肉の塊でした。」

 貼り付けたような笑顔…しかめっ面…そのどちらかしか見たことのないロイズの顔が青褪めたり赤くなったりと忙しい。当たり前の反応か…と今度は横へ視線をずらすと耳まで真っ赤にしたイワンが顔をそらしていた。

 …嗚呼…純粋少年…

 思わずほわっとした笑みを浮かべていると廊下が慌しくなる。

「おはっようございます!タイガーさんッ!!!!!」

 ガラスが割れるのではないかと思うほど大きな音を立てて開かれた扉の先に立っていたのは、救護チームの責任者、伊藤だ。開発チームと連携して能力重視でも安全第一のヒーロースーツを手がけてくれている人物の一人だ。斉藤とは正反対なひょろひょろとした長身で明るく陽気な彼は…同じ日本人だとは思えないほどに気さくで虎徹とも気の合う男だ。
 その彼が真っ青な顔に辞書ほどありそうな資料を抱えて駆け込んできた。

「あ、おはようさん。」
「ぅあぁああぁぁぁあぁぁあぁぁ…」

 いつも通りに明るい挨拶を返せば、抱えていた資料をぼたぼたと床に落として泣き崩れてしまった。

「…ホントに女になってるぅぅぅぅぅ…」

 …どうやら彼はこの事態を知っているようだった。
 一先ずは落ち着こうか…と未だ動揺を払拭し切れていないロイズが宣言した。各々適当な椅子、もしくはベッドの端に腰掛け気まずい沈黙を作り出す。

「えーと…伊藤さん?女になってるってのは…どういう?」

 触診もなしに虎徹を見ただけで『女になった』といった彼に首を傾げて問いかけた。すると掻き集めた資料の中から一枚書類を取り出す。

「昨日採取した血液をね…検査に回した結果がこれなのだけど…」
「…わぁ…びっしり…」

 渡された資料に目を落とすと細かい字が黒くなるほどにぎっしりと書き込まれている。それを覗こうとロイズとイワンが横へとやってきた。

「ここ…染色体なのですけど…Y染色体があるはずが…X染色体しかなくなってるんです…」
「Y?X?」
「Y染色体というのは男性にしかなくて…むしろY染色体があるから男性といっても過言ではなくて…」
「つまり彼の染色体には男性である為のY染色体がまったくない、と?」
「…そういうことです…」

 再び訪れる沈黙…
 つまり…虎徹は血液…染色体のレベルからして女だという事の証明になってしまった。
 …いっそこれが夢だったら…と思わずにはいられない。

「…薬のせいですかね?」
「えぇ…おそらくは…」
「…戻りますよね?」
「…そう願いたいものだな…」

 ぽつりと溢すとぼそりと返されてしまった。
 室内を重たいため息が包み込む中、イワンがそろそろと距離を開いた。唐突なその行動に首を捻る。

「?どした?」
「いや…あの…匂いが…」
「え!おじさん、臭い?!」
「おばさんの間違いじゃないかな?」
「冷静な突っ込み…ありがとうございます…」

 顎に手を添えてしれっと突っ込みを入れてくれたロイズに虎徹は顔を引き攣らせる。そんな二人にイワンは慌てて手を振った。

「ち、違います!臭いんじゃなくてっ…なんていうか…甘い匂い?」
「あぁ、きっと…女性の匂いってやつじゃないかな?」
「女性のにおい〜?」
「なんていうのかな?フェロモン?」
「ぅえぇ〜??」

 今まで散々…加齢臭がする…だの…臭い…だの言われていた分なんとも複雑な気分だ。しかも…フェロモン…虎徹とはまったく無関係そうな単語だろう。
 自分で自分の服を摘みすんすんと嗅いでみるもちっとも分からない。ますます首を捻った。

「自分では分からないものですよ」
「…むーん…」
「どうしましょうか?ロイズさん…」
「…ふむ…」
「犯人のところにも寄ってきたのですが、肋骨を折ったらしく話せる状態ではなかったんですよ」
「うえぇ!じゃあ薬の種類とか成分とか分からないってこと!?」

 どうやら確保しようと押さえつけた力が強すぎたらしい。唯一の手掛かりとなる人物の口封じを自らしてしまったようだ。

「…自業自得だと思うがね?」
「いや…でも…あの時はただ苦しくて苦しくて…」
「ひとまずは…しばらくこのままという事になるのだな?」
「そうですね…」
「……はぁ…」

 解毒剤を作るにしても、薬の効果が切れるのを待つにしても…虎徹がしばらくの間『女性』でいなくはならない事が決定してしまった。思わずため息が零れ落ちてしまう。

「では準備にかかろう」
「は…ぇ??」
「身体測定をしておいてくれたまえ」
「了解です」
「ぅえ??」

 特に何か相談したわけでもないのに二人はぴったりと息を合わせている。一方の虎徹は首を傾げるばかりだった。

 * * * * *

 出社予定時間ぎりぎりに会社へと踏み込んだのはバーナビーだった。
 社員の目があるので柔和な笑みを浮かべてはいるが…一枚皮を剥けば炎が吹きあげてくるほどに苛立たしさを感じている。
 それというのも…せっかく早めの時間に自宅を出て…おじさんを拾いに行ったというのに…当事者はすでにいなかったのだ。いつも会社に来る時間を逆算して通勤路を辿ってみるも姿はなかった。
 わざわざ回り道をしたというに…自分の時間を無駄にさせられて頭に来ないわけがない。

「……………おじさんはまだ来ていないんですか?」

 割り当てられた事務室に来ても目的の人物はいなかった。一番早く来るであろう秘書に聞いてみると首を傾げられる。

「タイガーなら救護チームの部屋にいると思うけど…」
「…具合でも悪くなったとか…?」
「どうなのかしら…朝一番に運び込まれたって言う話を聞いたけれど…ロイズ氏は心配するような事ではないって言っていたし…」
「?どういう事ですか?」
「さぁ…詳しい話はまだ聞いていないのよ…」
「…分かりました。とりあえず救護チームの方へ行ってみます」

 困りきった彼女の表情にバーナビーは軽く会釈をして部屋から出て行った。エレベーターを待つのももどかしく非常階段を使う。少し下の階に位置する救護チームのフロアにはすぐについてしまった。

「…あ…」
「おはよう、バーナビー」
「おはようございます」

 廊下を早足になりながら突き進んでいると、向い側からロイズが歩いてくる。虎徹の姿がない事からどうやら一緒ではなかったらしい。

「えと…鏑木先輩は…?」
「あぁ、もう入っても大丈夫だろう。すぐそこの部屋にいる。会いに行きたまえ」
「…はぁ…」

 少々含みのあるような言葉に違和感を感じながらも指し示された扉へと向かった。ドアノブに手をかければ中から微かに話し声が聞こえる。もれ聞こえる雰囲気から重症だったということはないようだ。

「失礼します」

 入った部屋は簡易ベッドと小さなデスクが置かれた診察室風の部屋だ。そのベッドに腰掛ける虎徹…そしてその目の前に立つのはイワンだった。なぜイワンがここに?…と思うよりも前に二人の姿勢がバーナビーの思考を停止させてしまった。

「…あ…」
「おぅ。おはよー、バニーちゃん」
「………」

 にっと笑う虎徹の顎を持ち上げ、顔を間近に近づけているイワン…
 …キスシーン…と言うには色気の欠片も存在しておらず…
 厭らしい雰囲気もない。

「………」
「…あれ…?」
「バニーちゃん?」

 眉間に指を当てて考え込む…
 …なんだ?この状況は…

「?…とりあえず虎徹殿…終わりました」
「お、さーんきゅっ!」

 いきなり入ってきて静かになってしまったバーナビーを二人はひとまず置いておくことにしたらしい。何かの作業が終わったらしく、イワンが虎徹から離れるとおもむろに立ち上がった。
 …そして…気がつく。

「…何ですか…ソレ…」
「ん?これは…リップだけど…」

 虎徹がひょいと掲げて見せたのは小さい小瓶のような容器に入ったリップクリーム。
 だが、バーナビーが聞きたいのはソコじゃない。

「…そうじゃなくて…服装…」
「あぁ、ロイズさんが用意してくれたんだよ。いやぁ…こんなジャストサイズをすぐに用意できちゃうのがまさしく敏腕って感じだよな!」

 違う…聞きたい点が微妙に違う…
 ますます頭痛がしてきたバーナビーはついに頭を抱え込んでしまった。

 彼が今聞きたいのは…

 虎徹がスカートを履いている事。
 さらに…
 胸元に見たこともない盛り上がりが存在している事。

 一見しただけではいつもの服装と変わりないように見えたのだが…
 じっくり見てみると…ズボンではなく膝上のタイトスカートだし、いつものベストも肩からウエストに下りていて、胸元は覆っていない。とはいえ…たとえ覆っているものであっても閉まらないのではないかと思うボリュームある胸だ。

 …そう…胸、だ。

 NEXT能力は使っていない。目の色も普通だし、オーラも纏っていない。
 なにより形が違う。
 能力発動時は盛り上がるには盛り上がるが…こんな曲線を描くわけがない。

「あれ?バニーちゃん?」
「…僕が聞きたいのは…その服装はもとより…体のことですよ…」
「からだ?」
「女性のように見えるのですが…ジョークコスチュームの類ですか?」
「あぁ、残念だけど…自前だ。」
「…はぁ…?」
「うん、だから…おじさんはおばさんになりました」
「〜〜〜〜〜ッ」

 腰に両腕をついて胸を張っての宣言。
 正直…聞かなければ良かったというのが今のバーナビーの心境だ。

「…それで…折り紙先輩は何故ここに?」

 ひとまず頭痛の種から目をそらすことにした。見たままを受け入れるにはもう少し時間がほしい。

「その…虎徹殿を…」
「運んでくれたんだよ」

 虎徹の横で所在無さげに立っているイワンへと視線を移せばしどろもどろに答えようとして…途中で抱き込まれてしまった。
 しかも身長差の加減から、ふくよかな曲線を描く胸元へ顔が埋まってしまっている。そしてこれ見よがしに紅くなる頬…思わず口元が引きつってしまった。

「ちょっと無理して歩いてたとこを助けてくれてさぁ…」
「…無理…して?」
「そうそう。この邪魔な胸押しつぶして来てたんだけど途中で苦しくなってさ。そこにイワンが通りかかって会社まで連れてきてくれたわけ」
「………へぇ…」

 …通りで…わざわざ迎えにいったのにいなかったんですね…

 …という言葉は寸前で飲み込んでしまった。
 言ってしまえばまるで…心配だったから迎えに行ったんだ、と自己申告しているような気分になる。
 深い…ふか〜いため息を吐き出して顔を上げた。

「…女性になった…って言いましたけど…それってもしかしなくても…」
「うん。昨日の薬のせいかな」
「元に戻るのは…?」
「そのうち戻るんじゃない?」
「…そのうち?」
「あぁ。犯人の方がさ、肋骨折れちゃって喋れない状態なんだよ」
「……自業自得ですね」
「ん…ロイズさんにも同じこと言われた…」

 ふっ…と遠い目をする虎徹に少し気が晴れた。

「…分かりました。それではしばらく一人で仕事をこなしますよ」
「へ?なんで?」
「なんで??あなた、今、女でしょう?」
「うん。でもロイズさんが下準備しとくから今まで通り仕事に励めって。」
「………本当に?」
「本当本当。な、イワン?」
「…はい…さっきお話に来ていました」

 虎徹が同意を求める先でイワンもあっさりと頷いた。
 さきほど廊下でロイズとすれ違ったが…どうやら今後の仕事の話をしに来ていたらしい。

「…〜〜〜〜〜…」

 バーナビーの頭痛がピークに達する。
 おばさんになったおじさんといつも通りに仕事。
 …腹を括るしかないという事だ…

「さてと…今からジムの方に行くけどバニーちゃんはどうする?」

 軽い調子で聞かに顔を上げる。

「…どうするって何ですか?」
「具合悪いならここで休ませて…」
「行きます。」
「え?」
「行きます。なにか?」
「あ、いや…うん…分かった」

 どこで機嫌を損ねたのかまったく分からない虎徹はぎらりと光る瞳から少しでも逃れるように、自分よりも小さいイワンの影へと隠れようとする。もちろん隠れられるわけはないので縋りつくように両腕を肩に回して抱きついていた。
 そんな光景に機嫌ゲージがどん底まで直滑降に落ちるバーナビー…
 背中に押し付けられる柔らかい感触に体がガチガチに緊張するイワン…
 のっけから波乱を含みながらも虎徹のおばさん生活がスタートするのだった。


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